夫婦愛その十四
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ちょっと怖いです。
第二章他人棒 (2)妻の選択
候補者4人のプロフ写真を見つめながら
頬を紅く染めた妻をとても美しいと感じました。
紅色の頬は、恐らく候補者に対して
含むところがあってのことだと思います。
そして、そのことは夜の寝室において
さらに鮮明な形で証明されることになるのです。
その夜、寝室の鏡の前で
髪の手入れをしている妻を眺めながら
私は複雑な心境に囚われることになっておりました。
…この華奢な肢体がもうすぐ見知らぬ男に貫かれる
そう思うと得体の知れない強い衝動に駆られてしまい
図らずも背後から妻を抱きしめて
さらには荒々しく膣口に手を伸ばしていたのです。
するとどうでしょう。
妻のそこはすでに驚くほどの大洪水です。
溢れ続ける愛液は
このまま放置していたら
太ももの内側まで濡らしてしまうことになりそうです。
やはりそうでした。
4人の候補者の中から
一人を選ばなければならないとする迷いの中で
夫以外の男性を初めて受け容れるという現実に直面し
あれこれと想い描いたものが強い刺激となって
極度の性的興奮を覚えていたものと思われます。
またそのことを隠すことができなかったことから
羞恥心も手伝って
ますます興奮の度合いが強くなったのでしょう。
浅く指を沈めただけなのに
「だ、だめっ、ぁっ、ぁあぁ~~っ」
切なく喘ぎを漏らしながら
激しい勢いでしがみついてきたのです。
そのような妻を見るにつけ
いじらしいほどの素直さをとても愛しいと思う反面
これまで貞淑だと信じていた愛しい妻の
別の顔を垣間見たようで,
・・・準備段階でこれだったら実際の本番ではどうなるのだろう?
そのことに考えが及ぶと
強い嫉妬と興奮を覚え
さらに下半身にも疼痛のような快感が走り
これまでにない強い力が漲ってくるのが分かりました。
なお、この夜の妻が
いつになくエキサイティングであったことはいうまでもありません。
私、溢れてしまってごめんなさい。
つづきます。