夫婦愛その十六
- 8
- closed
とうとうここまで来ちゃいました。
私のお相手様が決まりますよ。
第二章他人棒 (2)妻の選択
家路に向かう私です。
その足取りは随分と速足になっていたようですが
決して軽快というのではなく
何かに焦っているような
「苛立ちに近い感覚」といった方がピッタリ来る感じです。
そして我が家に着いた時,
妻はいつものように微笑みながら出迎えてくれました。
もっと緊張の度合いを強めていると思っていたのに
その素振りすら見られないのです。
つまりは私だけが焦っているということでしょうか。
「それならば」と、敢えてその焦りを隠すことをしないで
グッと力強く妻の瞳を見つめ返します。
するとその気持ちはすぐに妻にも伝わったのでしょう。
「あ、せ、ら、な、い、の」
「早くお風呂に入って」
まるで私の焦りが楽しそうな素振りです。
バスタブに浸かって少し落ち着きを取り戻した頃
「入りま~す」と言いながら全裸の妻が入ってきました。
相変わらず真白い陶磁器のような光り輝く肌をしています。
またその白い肌に黒光りの陰毛がよく似合います。
いつもの見慣れた愛する妻の裸身です。
ですが今は特別な感慨をもって眺めざるを得ませんでした。
何しろ、初めて他人棒を受け容れることを決心した光り輝く裸身です。
…この陶磁器の肌を他の男にも賞味させることに
私が複雑な思いに駆られ始めたのにもかまわず
妻はいつものように後ろ向きになって
浴槽で胡座をかいた私の膝に可愛いお尻を預けてきました。
子供が学校で寄宿舎生活をしているため
普段も二人だけの私達は
時々こうして一緒に入浴することがあるのです。
妻はこの日も小振りで可愛いお尻の割れ目に
すでに勃起の始まっていた私の陰茎を擦り付けるようにして
甘えるような仕草で
華奢な肢体をゆっくりともたせかけてきました。
後ろから抱き止めた私です。
いつものように両手を回し
ほどよい大きさの乳房を持ち上げるようにして
優しく揉みしだきながら
清楚な妻には似ても似つかぬ、また妻自身も気にして嘆いている
薄桃色の大き目の乳首を人差し指でゆっくりと転がします。
転がす指はそのままにして
耳元に吐息を吹き込むように囁きました。
「決まったの?」
囁きに反応したのでしょうか。
赤ん坊の親指ほどの乳首が直ぐに固くなり
私の人差し指を押しのけるようにいやらしく勃起してきます。
妻は前を向いたまま
さらには、いやらしく乳首を勃起させたまま
やや俯き加減に小さな消え入りそうな声でつぶやきました。
「浜松の人」
えへへっ
とうとう意中の他人棒様を決めちゃった。 \(//∇//)\