夫婦愛その三十七

published on2017 12 14 Thu 13:33

Category３Ｐ体験

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夫の変態手記を続けます。
計画を急ぐのはわたしが心変わりしないようにとの考えだったのね。
文章長くなっちゃった。
ごめんね(=ﾟωﾟ)ﾉ

第四章事前打ち合わせ　（7）３Ｐルール

あれこれ検討しているうちに
何と３Ｐ決行日が明日になってしまいました。

つまり、明日は私の可愛い妻のヴァギナに
Ｈ君の逞しい男根を挿入する日ということです。

これまで夫以外を知らない貞淑妻なのに
こんなにも早く事を運んでも良いのでしょうか。
そのような思いで妻を見つめていた時です。

Ｈ君がスマホを手にして戻り
「家に連絡入れますのでちょっと失礼します」
慌ただしく店の外に出て行きました。

再び夫婦だけの時間が訪れたことで
いかにも重要な事を思い出したかのように
私は妻の瞳を見つめながら
おもむろに切り出しておりました。

「今から言うことは決して助平な気持ちで言うんじゃないが」
わざわざ断った上で妻の頬を優しく撫でつけます。

すると妻です。
一瞬怯えたような表情になりましたが
それでも心を決めるためか
「ちょっと待って下さい」と言いながら
私の飲みかけのウーロンハイで喉を潤し、再び私を見返します。

私のペースに合わせようとして
一所懸命の妻をとてもいじらしく思いながらも
変態性欲に脳を冒された私は
できるだけ真面目な顔を装って
ある程度３Ｐセックスのルールを決めておく必要があることを伝えました。

それには妻も直ぐに察しが付いたようです。
これまで体験談のサイトを覗いたりしていたのですから
ある程度の予備知識を仕入れていたのでしょう。
つまり、それは全て自身の考え次第で決まるルールであることも。

だがしかし、それを今ここで
しかも、Ｈ君がいつ戻るとも知れないところで決めるには
まだ躊躇があるのでしょうね。
「お家に帰ってから相談しない？」
何とか先送りしたい様子を見せて抵抗します。

見つめ返す切れ長の瞳がうるうると濡れており
今にも泣き出しそうな表情です。
それでも私は妻の頬を優しく撫でながら
余談を許さぬキッパリとした口調で伝えました。

「決行日は明日の昼間だよ」
「今決めてＨ君にも伝えなくては」
同時に私の心にも動揺が走ります。

自ら「明日の昼間」と口にしたことで
自身にもその現実が間近に迫っていることを
今更ながら思い知ることになったのです。

不安を溜めたまま
すがりつくような眼差しで私を見つめる妻を見るにつけ
何か得体の知れない、不安とも興奮ともつかないものを覚えることになり
胸の高鳴りを抑えることができませんでした。

だとしたら妻の気持ちです。
未だ「不安や戸惑い」或いは「後悔や好奇心」などが混沌としている中で
とうとう迎えることになった「明日の昼間」です。

しかも、その相手とは
現にこうして酒を酌み交わしているのです。
それを考えると、妻の受け止めたおののきは
私などの比ではなかったことでしょう。

「お父さんがリードしてね」
３年越しにようやく決心してからまだ一週間ほどです。

妻の心変わりを懸念したことでもあるのですが
あれよあれよという間に計画を進めてきたことで
何だか、妻の気持ちを蹂躙しているような後ろめたさも感じます。

しかし、ぐずぐずしていると
夏休みには寮生活の息子が帰って来るのです。
まだハイスクール一年になったばかりで
妻が手塩にかけて育てている最中です。

その最愛の息子の帰省が近づくと
妻の心は息子一色に塗り込められることになります。
当然、私の存在も一気に影が薄くなるはずです。

ましてや、３Ｐなどという行為は
最も忌み嫌われることになるでしょう。
だから急ぐ必要があったのです。

・・・決行日が「明日の昼間」であること
・・・そのときの性行為のルールを今とり決めてＨ君に伝えること
・・・そのルールは全て自らの「意思」で決まること

この様な状況に置かれて
妻は本当に黙り込んでしまいました。
どう答えていいのか分からない様子です。