夫婦愛その三十九
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3Pのルールが決っちゃいました。
その決定に至るプロセスを少しご報告です。
第四章事前打ち合わせ (7)3Pルール
3Pのルールが決りました。
何といっても
愛する妻を言葉責めで濡らしながらの決め事です。
・・・今この状態でH君が戻ったら面白いだろうな
などと期待しましたが
どうやら長話になっているのでしょうか。
一向に戻る気配がありません。
しかしです。
我が妻も中々やりますね。
言葉責めを受けながらも嫌なことは
「ダメです!」
「いやです!」
このようにきっぱりと抵抗して踏みとどまる姿勢を見せたのですから。
始めは③のディープキスさえも難色を示していたのですよ。
「ディープキスはセックスを始める儀式のようなもの」
「そういったことを疎かにしてはならない」
このように、もっともらしく理屈を付けながら
諭すように納得させる外はありませんでした。
また予想していたこととはいえ
⑥のクンニについても最初かなりの抵抗と言えるものでした。
これには「僕だけ舐めるのはH君が可哀想だよ」を連発して
どうにか納得させることができたのです。
しかし、問題は⑦のフェラチオでした。
こればかりは「H君が可哀想だよ」を連発しても
「絶対に嫌です!」と頑なに拒絶して
まさに取り付く島もなく,
しまいには,
「舐めるのはお父さんの専売特許でしょっ!」
「お父さんがしてあげたら?」
このように無茶苦茶なことを言い出す始末です。
それはそれで大変残念なことではありますが
反面、ちょっと嬉しいような気持ちが働いていたというのが
誠に正直な気持ちでした。
それに今日の居酒屋個室において
まだまだ私には計画していることがあるのです。
ですから、今ここで妻を無理矢理説得するのは得策ではありません。
従って、フェラチオについては
本番が始まってからの成り行きに任せることにして
とりあえずはこの10項目のルールが出来上がったところで
言葉責めの鉾を収めることにしたのです。
10項目のルールを手帳にメモって妻に見せながら
「これでいいよね」
「H君に渡すよ」
念押しするように伝えます。
すると妻の反応です。
すでに大洪水の前触れとなっていたのでしょう。
「ドキッ」とするような潤んだ瞳で
H君の座っていた辺りを凝視したまま小さくうなずいてくれました。
そうこうしているうちに
ずいぶん長話の様子でしたがH君のご帰還です。
「すみません、お待たせして」
申し訳なさそうに頭を掻きながら席に着きます。
「奥様ね」
妻が少し親しみを込めた言い方で確かめます。
私は「おやっ」と思いながらも
この親しみを込めた言い方に
本日の「事前打ち合わせ」が成功したことを確信できました。
この後、G・Hさんからルール変更の申し入れがあるのですよ。
続きもよろしくねヽ( ´_`)丿