夫婦愛その六十二
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変態夫の手記ですよ。
「逆ソープ」状態になってしまう菜摘です。(^-^)/
第七章バスルーム (5)逆ソープ
H君の精液を浴びながら
はしたなくも喘ぎを漏らしてしまった妻を
ようやく手元に取り戻すことができて
束の間の安堵に浸っていた私でした。
しかしです。
ここは3Pの現場です。
H君という願ってもない単独さんを迎えて
たった今、始まったばかりとも言えるのです。
そのことに思いを至らせ
今一度、自身の心を奮い立たせることになりました。
「まだN美ちゃんの下半身を洗い残していたよ」
自身の心根を安堵から嫉妬へ導くかのように
努めて冷静な素振りを装いながら伝えていたのです。
それを聞く妻の表情にポッと紅みが射しました。
しかも、未だ私の男根を握り締めたままでの頬染めです。
何とも形容し難い淫靡さを感じながらも
白磁の裸体の手を引いて洗い場の中央に立たせます。
さらには、今にも泣き出しそうな表情で
恥ずかしがるのを宥めながら
脚を大きく仁王立ちに開かせました。
「H君右足頼む」
言うが早いか、私は左足に跪き
優しく抱きかかえるように洗い始めていたのです。
見るとH君も同様の姿勢です。
二人の男がかしずきながらの奉仕になりました。
なるほど、3Pセックスの極意がここにあるのかも知れません。
初めはくすぐったそうにしていた妻も
これからの展開に思いを馳せていたのでしょうか。
大きく仁王立ちに開かせられた脚に
突っ張るような力が込められてくるのが分かります。
さらには二人の男の手が
太腿の付け根辺りを撫で回すようになった時には
再び官能を呼び戻された感じになって
見ると、瞳を潤ませながら徐々に呼吸を荒くしておりました。
一方、右脚に取り付いているH君の様子です。
臀部から太腿の付け根をいやらしく撫で回しながら
相当な刺激を感じているようで
一旦は萎えていた男根が再び勃ち上りかけておりました。
つい先ほど大量のザーメンを放出したばかりですから
さすがに、まだまだ半勃起状態ですが
これだと完全に勃ち上がるまでに
それほど時間はかからないと思われます。
そこで、H君の早期回復の手助けを思いつきました。
半勃起状態のH君に妻の前に立つよう促します。
そして私は後ろに回り
未だ固く勃起したままの男根を
可愛いお尻の割れ目に当てがって耳元で囁きます。
「H君は凄いね」
「見てご覧、もう半分勃起したよ」
「N美ちゃんのここをきれいに洗わせたら完全に復活するよ」
囁きながらお尻に当てがった男根に手を添えて
アナルからヴァギナまでを一気になぞるように動かしました。
「ああん・・・・」
素直な妻の反応です。
相当高ぶっていたのでしょう。
切なそうに声を上げながら
立っているのが耐えきれない様子で
正面に陣取ったH君の両肩に手を乗せ
全身をガクガクと震わせます。
功を奏したとはこのことです。
H君の男根に目をやると
妻の切ない喘ぎに呼応するかのように
グンと上向きに反り返り
とうとう完全な臨戦態勢を整えておりました。
とても大量放出後とは信じられません。
その回復力を羨むよりも
3Pのパートナーとして
全く頼もしい限りの他人棒であることに
改めて賞賛を込めずにはいられませんでした。
妻の前後に対峙した私とH君、ほとんど同時に跪きます。
H君はヴァギナを、私はアナルを
シャボンのたっぷり付いた指先でそれぞれ洗い始めたのです。
どうやら、H君、清楚な妻には似ても似つかぬ
よく発達した大陰唇が殊の外気に入った様子です。
恐らくは、性器に触れんばかりに顔を近づけて
ビラビラをめくり、そしてなぞり
優しく或いはしつこいくらい丁寧に洗っているのでしょう。
妻の前面で、何やら黙々とした作業の雰囲気が伝わります。
一方、アナル担当の私です。
アナルだけでなくその周辺も含めて
優しく優しく撫でさするように洗っていたのですが
「何か特別なことをしなければ」との思いに取り憑かれておりました。
もう、我ながらどうしようもないエロ親父ですね。
気が付くと、シャボンの付いた中指を浅くアナルに沈めていたのです。
「ああっ、お父さんっ、だめっ!」
仁王立ちの妻が肢体を突っ張らせます。
これには、さすがの私も素早く指を引き抜くことになりました。
何だか、悪戯を窘められたような気持ちになったのと
この状況でアナルを責めるのは
「反則行為」との後ろめたさが沸いてきたのです。
しかしです。
再び妻が「あああっ」と喘ぎながら
肢体を突っ張らせてきます。
今度は、前方のH君、クリトリスを捉えた様子です。
二人の男が申し合わせたかのように
前後の急所を責めているのです。
人一倍性感の鋭い妻には
到底耐えられそうにもないことのように思われます。
さらには、男達の奉仕がエスカレートして
それぞれの領域を拡大するが如く
前後の指先が滑るように膣口辺りで交叉するに至っては
どうやら妻の我慢も限界に達したようでした。
「おねがいっ、ベッドでっ」
ついには絞り出すような切ない声で次の行程を訴えてきたのです。
しかし、まだ挿入前ですよ。
いくら感度良好だといっても・・・・。
これから先が思いやられますよね。
ふぅ~~(´ェ`)~~♪
バスルーム編が終わりました。
次は「第八章アクメの予感」に続きます。
「勝負下着」からなの。
よろしくね( ^ω^ )