夫婦愛その百九
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このようなご意見もいただきました。
今少しご辛抱をお願いしますね(^∇^)ノ
第十二章性交バトル (8)駅弁
それにしてもH君はタフですね。
鍛え抜いた筋肉が身長170㎝の妻を楽々と抱えたまま
それも足場の不安定なベッド上を
まるで散策でもするような雰囲気でゆっくりと歩き始めていたのです。
そして、妻にとっては20代の頃以来の駅弁ファックでした。
当時の私達にとっては
セックスの体位というほどの認識はなかったのだと思います。
そう、ただただ若かったのでしょう。
ふざけあって、結構楽しかったという記憶だけが残っておりました。
今にして思えば「お姫様だっこ」の変形だったのかもしれません。
それが、今、目の前にあるのは
30代半ばを過ぎてたっぷりと脂ののった人妻熟女の駅弁です。
しかも、初めての3Pで昨日出会ったばかりの男と繋がっているのです。
恐らくは、妻自身も忘れ去っていた体位だったに違いありません。
それだけに大きな戸惑いと
それを上回る新鮮な刺激を感じているのでしょう。
H君に強く絡みついた表情には
明らかに大きな期待の色が塗り込められておりました。
H君です。
まるで、力持ちを誇示するかのように笑みを浮かべながら
ベッドを降りてわざわざ私の方に近づいてきます。
特筆すべきは、それを待ち受ける私の立ち位置でした。
壁面がラブホ特有の鏡張りとなっていたのです。
しかも、従業員教育が行き届いているらしく
磨き抜かれてピカピカの状態になっておりました。
ようするに、かつては貞淑だった人妻のあられもない姿を
そのまま一点の曇りもなく映し出すことになるのです。
・・・そうか、この鏡は駅弁用だったのか ?!
そう思えるほど、期待の度合いを膨らませていた私でした。
鏡の中のH君です。
軽々と妻を抱えているのを見るにつけ
何だか、挿入した男根だけで
持ち上げているかのような錯覚すら覚えてしまいます。
「奥さん、目を開けて下さい、鏡に映っています」
「ご主人の傍で、奥さんと僕こんな格好で結ばれています」
例によって言葉責めが始まりました。
H君の唇が妻の耳穴を舐め回すように当てがわれての囁きです。
妻の身体が震えます。
より一層強く他人棒にしがみつき
いやいやの仕草で顔を動かしながら
固く固く瞳を閉じておりました。
「ご主人も近くで覗き込んでいますよ」
調子に乗ったH君の言葉責めは止まることを知りません。
釣られるように私も近づいて駅弁の二人を眺めます。
但し、眺めるのは実物の方ではありません。
鏡に大映しとなった二人のあられもない姿の方でした。
それに、鏡の中の妻は実物よりもさらに光り輝いていたのです。
さらには、鏡の中での結合部分です。
そこだけが黒い翳りとなっていて
黒ずんだ妻のヴァギナに黒ずんだH君の男根が突き刺さった感じで映っています。
師事しているSMの大家に見せられたブルーフィルムのような淫猥さがありました。
白黒映像だっただけに
肌の白さと陰部の翳りがより一層際立っていたことを覚えています。
そして、どこまでも変態オヤジの私でした。
この卑猥さを、是が非でも妻に見せたくなっていたのです。
H君に目配をせして、固く閉じられた瞳を鏡の方に向けさせます。
「N美」
優しく呼び掛けました。
普段、私が用事を頼むときの呼び方です。
案の定でした。
他人棒と性交中でも
日常の素直で愛らしい妻がいたのです。
いつもの口調で夫に呼びかけられて
反射的に「ハッ」とした感じで瞳を開いておりました。
同時に「駅弁」でH君にしがみついた自身の姿態を認めたようです。
「いやっ、だめえぇぇ」
一呼吸置いての反応でした。
再び固く瞳を閉じて
H君に絡みついた肢体を小さく震わせています。
震えとともに結合部分からは
ポトリと一滴、愛液と思われる滴が落ちて床を濡らしておりました。
オーガズムを感じたのでしょう。
・・・視聴覚でも逝くことができるなんて
この先に待ち受ける展開に想いを馳せながら
おののきにも似た期待に大きく息を吐く私でした。
ポタポタと床に蜜液駅弁屋
ゴメンナサイ、駅弁のお写真がありません。
お詫びに川柳を詠ませていただきました。(。>ω<。)ノ
えへへへ
久しぶりの駅弁でした。
セックスの体位としてはそれほどでもないかな。
夫に見られるのが良かったみたいです。
つづきも読んでね。(^-^)/